開催レポート/招待制上映会「ジェネティック・ルーレット」

なみうつあいのシネマ、今回も招待者限定で、開催しました。

上映タイトルは、

「遺伝子組み換えルーレット ─私たちの生命のギャンブル─」
(原題)GENETIC ROULETTE ─The Gamble of Our Lives─

ドキュメンタリー映画です。

今回のテーマは、遺伝子組み換え作物(GMO)。
以下に、今回鑑賞したみなさんから出た感想をご紹介します。

① 映画視聴後の感想。

 ─ かなり衝撃的な内容
─ 観る前は、なんとなく良くないものかなとは思っていたけど、体に出てくる不調はあれもこれもGMOの影響なのかな?
 ─ 何も食べられなくなる...
 ─ 自分だけが食べるのを辞めてもGMOはなくならない
 ─ 気をつけていても、知らないうちに食べてしまうしくみになっていることに驚いた

② 映画を観る前と観た後で、GMOに対する認識に変化は?

 ─ 漠然とした知識しかなかったけど、理解が深まった
 ─ 色々と初めて知ることがあった一方で、知れば知るほどわからなくなる。

③ 映画を見て、今後、自分がしたいこと、したくないこと

 ─すぐにでも遺伝子組み換えを選ぶことをやめたい
 ─ できるだけシンプルな材料で作っていきたい(飲食業関係者)
 ─ 消費者がそうでないものを選んでいくことでGMOが出回るのを防ぐことができるのでは?
 ─ 家族や友人にはぜひ伝えていきたい内容。

その他にも、
飲食業で働いている方は、
「自分が食べたくないものは出せない、明日からでもGMOは、やめたいと思う」

家族が体の不調を抱えている、という方は、
「GMOを摂取しないということを、家でも試したいと思った」(映画の中では、GMOと疑わしい食品の摂取をやめるだけでも調子が回復する事例が紹介されていました)

それぞれの思いを、真剣に語ってくださいました。

とても、ひとりでは抱えきれないような課題を、提示する映画でした。

だからこそ、一緒に見る人がいて、話せる人がいる。
観たもの同士、ここで話ができる。

そのことの意義を強く感じた上映会でした。

この映画を観た後は、正直、食べ物を口にする気になれません。
そんな内容ですが、上映後は、マウアさんのおにぎりを、参加者みなさんといっしょに頂きました。
食べ物と真摯に向き合い丁寧に作る、信頼できる提供者さんがいてくださることのありがたみ。
当たり前のようでいて、この世の中でその姿勢を貫き続けていくことは、並大抵の努力ではないのだと改めて認識しました。


次回の上映は、一般の方へ向けて。

今回は、招待制となりましたが、同タイトルの上映会は、二度目も計画しています。
次回は、一般の方へ向けて、4月以降を予定。
Facebookイベントも立ち上げていきますので、ご興味ある方、告知をどうぞお待ちください。


ご参加いただきましたみなさま、雨の中、ご参加ありがとうございました。

ぎふのふ//サステナブルアートジャパンbyぎふのふ

つづけたい人へ、ずっとつづく環境を。 ぎふにきて、ぎふでこそ体験・体感したい、クラフト系ワークショップやアート系フィールドワークを、ぎふの職人やアーティストとともに。