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関 愛子 / 設立者

 Aiko SEKI

 サステナブルアートジャパン 主宰

 ぎふのふ 代表

 岐阜市在住

 東京都生まれ。

 都内4年制大学を卒業し、一般企業で事務経験7年ののち退職。

 2013年から渡欧。 スイス・チューリヒを在住拠点とし、ヨーロッパ15カ国をまわり、80以上のアート関連施設や企画展、アートフェア、フェスティバル、作品制作地等をめぐる。各地での鑑賞を重ねる中で、自分なりのテーマ設定に基づき、フィールドワークとともに作家と作品を掘り下げる、”自分の感性を盛り込んだ” アート鑑賞スタイルを徐々に築きあげる。

 傍ら、日本から訪れるビジネスマンらのスキマ時間の街あるきに案内役として同行。街角に点在する芸術作品を前に、詳細な観光パンフレットにも載っていない切り口で、無手勝流解説をくりひろげては小膝を打たせ、その後、地元の美味しいものに舌鼓を打たせる、”打ち鳴らしコース”が定番となる。


 かねてより関心の高かった環境分野では、ドイツでエコシティの成功例として知られるヴォーバン地区(*)へ実際に赴き、自然エネルギーで成り立つ設計とそれを具現化したエコロジー発想に基づくノウハウの融合に、驚嘆するとともに、現代日本の、いまなお加速・蔓延する経済至上主義や使い捨て文化との温度差に、あらためて危機感を抱く。


 環境に限らず、社会活動の全般において露呈する地球規模の課題についても、”アートの視点を介して、解決の糸口は見いだせる” との信念のもと、帰国後翌年、35歳のとき「サステナブルアートジャパン」を立ち上げる。岐阜市を拠点に活動を開始。


 代表的な試みとして、地域で不要になった画材を集め、描きたいひとへ提供する『リユース画材貸出プロジェクト』(持続可能性の希求)や、創作を通じて自我を解放したいと考えるひとへ向け、絶景ロケーションでの制作を提案する『景勝地アトリエ化計画』(芸術活動を通じた多様性の追求)などがある。

 いずれも、数時間で体験できるプログラムとして、長良川鵜飼観光エリアにて展開中。(※2018年現在、期間限定スポット開催のみ。)


 また、地元・岐阜で毎年開催される長良川おんぱく(*)などへの参画を通して、プログラム企画コーディネーターとしても活動。その土地で活躍するアーティストやベテラン職人をフィーチャーし、その土地にまつわるテーマと掛けあわせ、”プロのとなりで、一緒につくりあげる”体験を共有できる、オリジナル企画を提供する。


【保持資格等】

・知的財産管理技能士2級/国家資格

・アートライフスタイリスト・マスター(*) /民間資格


(2018年7月更新)


(*)ヴォーバン地区...住宅エリアを中心とした約5,500名が住むエコシティ。持続可能な社会づくりに向けた取組みを審査するドイツ国内のコンテストで、1992年環境首都に選出されたフライブルグ市にある。

+++ Google map; Vauban, Freiburg,ドイツ


(*)長良川おんぱく...正式名称は、長良川温泉泊覧会。 

+++ https://nagaragawa.onpaku.asia/


(*)アートライフスタイリスト...一般社団法人アートのある暮らし協会による認定資格。「誰もがアートを身近に楽しむ豊かなニッポンへ」を理念とする<一般社団法人アートのある暮らし協会>とともに、人生を豊かにするアートライフを提案・普及する。

+++ 一般社団法人アートのある暮らし協会