のぼりtoぞうりプロジェクト第3回!

本日、6月15日。
善光寺ご住職とのコラボ企画、善光寺大門まるけにて、第三回 のぼりtoぞうりプロジェクトを、開催しました!

平たく言えば、「のぼりをさいて布ぞうりをつくるワークショップ」


*もっと詳しく ▶▶▶のぼりtoぞうりプロジェクト とは??(今年4月の善光寺大門まるけの記事です)


今朝は、6月らしく、雨降りでのはじまり。

と思っていたら、ワークショップ開始の11時には雨も止み、山の緑のみずみずしい薫りに包まれる弘法堂。

毎度、ポスターは急ごしらえながら、今日は、カバーをかけて雨仕様に。

そして、3回目にしてようやく、私の頭の中でまとまってきたノウハウを活かして、工程表(手順書)もこしらえてみました。↓↓↓


(見た目のゴチャゴチャ感はかなり気になるのですが、今回は、手順を視覚化する、というポイントだけを重視。↓)

そして、11時のワークショップ開始から、いらしていただいたのは、お子様連れのお母さん方。

FBを見て来ていただけたとのこと!
(なんと! 嬉しいものです!)

お一人の方に、おはなしをお聞きすると、何年か前、「布ぞうり」をご自分でも作るべく本を買われたことがあるそうな。でも家で本を開いても、なかなか作るまでには至らなかったと。

(ふむふむ。やはり。そうなりますよね)

今回は、お子さん用のミニサイズを作りたい、とのご意向で、片足分を作られました。 
もう片方は、編み方を忘れないうちにご自宅で編まれるとのことで、必要な量の布だけ、お持ち帰りいただきました。

↓フリースタイルな企画でおなじみ!
「裂くだけワークショップ」、も、すぐできる♪ お手軽なストレス発散法!? として人気!

今回は、弘法堂の入り口付近にも、カンバンを出してみましたよ、の図。
(前回、妙照寺でのイベント出店時、福ちゃんさんに書いていただいた看板も使わせてもらってます!)↓

「のぼりtoぞうりワークショップ」は、
「岐阜・善光寺ご住職×ぎふのふ」
の、コラボ企画。
岐阜・善光寺のご住職。
「のぼりtoぞうりワークショップ」の会場に、リラックスした感じで、いらして腰掛けるなり、

「いやぁ〜、いい企画だわ!」

と微笑む。

……よかったです!!笑

ご参加の皆様にも言っていただけますが、ホントに"よくできた"企画だと思っています。(手前味噌の意味でも、よく続いた、の意味でも!)


。。。その元をたどると、
「のぼりtoぞうりプロジェクト」の前身は、「SAKI−ORI(裂き織り)ワークショップ」(以下、FBリンク)でした。

「講師がいない、みんなで考える、だから無料」という、(それってワークショップ出店していいのか的な、おそらく他では選考から落とされてしまうかもしれないくらいの)前例のない、ぎふのふのワークショップの素案。

そんな単なる熱意だけで成り立っていた、かなりラフでファジーな企画でしたが、
岐阜善光寺の若きご住職は、そんなものもガラクタとして片付けず、しかもそこに面白さや可能性のささやかな光を見出してくれ、この先にある見えない何か(とは!?)をもおそれずに、
ぎふのふを、善光寺大門まるけの舞台にあげてくださいました。
(会場も階段上にあがりました!)

ぎふのふの素案をそのまま採用いただきつつ、ご住職ご自身がずっと温め続けて来た、"のぼり活用案"とのコラボまで差し出していただき。

素材・場所・機会のすべてをご提供いただいた上に、あらゆる面で応援してくださった、
岐阜善光寺ご住職の心意気と、潔さとか、先見性とか、その都度フォローいただく懐の深さとか、その他いろんなこと(いろいろありすぎてちょっとまとめます!)に、

本当に、本当に、本当に! 支えられた、直近の3回でした!


↓ホッと安堵の(?)表情を見せるご住職。
ご心労はいかばかりでしたか、、、
本当にありがとうございます!!
〔後日談〕
FaceBook上でご住職から好感触なコメントいただきました! (ホッ)



▶︎▶︎▶︎ ぎふのふ の想い。

お金を介さず、少しづつ、老いも若きも、みんなが出し合えるものを出し合って、作っていける喜び。
分かち合える楽しさ、面白さ。(若干の心残り感もある…ことも?)

「これからの時代こそ」というよりも、過去にも未来にも、もちろん現代にも、どの時代にも、あっておかしくないし、必要とされる"希望"のようなものが詰まっているんじゃないかなと、信じています。
(砂金があると信じて川をさらっているのと同じ感じかな? ひとつひとつは見えないけれど、すくっていたらちょっとづつ溜まってきて目に見えてくる、そんな感じ)

布ぞうりづくりに限らず、
お菓子づくりでも、なんでも、

「作りたい気持ちはある」、
「レシピも見る」

だけど。

実際作り始めるのって、結構いろいろハードルを超えた先にあるものだと思うんです。
(面倒くさがりな自分だから、余計に強くそう思うのかもしれないですが)

材料を用意しなきゃいけないし、
計らないといけないし(ここで大方の集中力が削られる)、
デザインとか色合わせだって案外時間かかったりして。

そうこうするうち、編み始めるまでにかなり時間が経ちすぎて、取り掛かる頃には、たまに出した"やる気"すら、しぼんでる。。なんてことになりがち。

そんなとき、
●周辺の道具は、もう一切揃っていて、
●本とか参考にできる例がいくつかあって、
それでいて、
●作りたい誰かが、一緒にそこにいる

って状況なら、
誰でも、意外とサッと作れるんじゃないかなと。


小さいワークショップでも、目を惹く派手さはなくても、参加した人の未来に、着実に結びつきそうなこと。

そういうことができたらいいな、そんな気持ちでやっています。


次回の岐阜・善光寺大門まるけは、9月。

のぼりtoぞうりプロジェクトとしては、しばらくご無沙汰いたしますが、ぜひまた、お会いできることを楽しみにしています!


9月15日は、夜まるけ。ですって!
そちらも、どうぞお楽しみに!!

(A)


ぎふのふ//サステナブルアートジャパンbyぎふのふ

つづけたい人へ、ずっとつづく環境を。 ぎふにきて、ぎふでこそ体験・体感したい、クラフト系ワークショップやアート系フィールドワークを、ぎふの職人やアーティストとともに。